イーロン・マスク氏、ドージコイン誇大宣伝で34兆円の訴訟を提起される
要点
・イーロン・マスク氏がドージコインを誇大宣伝して利益を得たとして投資家から起訴
・同氏の意図はともかくとして、実際過去ドージコイン関連ツイートのたびに価格高騰していた
イーロン・マスク氏は16日、仮想通貨
ドージコイン(DOGE)を誇大に宣伝して
利益を得たとして投資家から起訴されてしまいました。
原告のキース・ジョンソン氏は、
マスク氏から約34兆円(2,580億ドル)の
支払いを求めています。
訴状は、
「被告は2019年から、ドージコインに価値がないことを
認識していたにもかかわらず、
その取引から利益を得るためにドージコインを宣伝した」
と述べています。
また、マスク氏が
「世界一の金持ちという立場を利用」して、
利益や娯楽のためにドージコインによる、
「ピラミッドスキーム(ネズミ講の一種)を操作していた」
とも主張しています。
マスク氏はソーシャルメディア上で
ドージコインへ言及したり支持を表明して、
何百万人もの人々がドージコインを買い込むように
意図的に仕向けたと申し立てる格好です。
例えば、2021年2月のドージコイン関連投稿では
100万いいねを獲得し、
ドージコイン価格は前日比60%高になりました。
同月にはマスク氏のこうしたツイートを
米証券取引委員会(SEC)が調査している
との噂が流れましたが、
マスク氏は
「そうなることを願っているよ」と挑発的な発言を行っています。
■ネットの反応
イーロン・マスク氏はこれまでにもドージコインに限らず
買い煽りと取られるおそれのあるツイートの数々でたびたび話題になってきました。
イーロン氏、ツイッターへの仮想通貨決済機能導入についてコメント
要点
・イーロン・マスク氏がTwitterの仮想通貨決済について極めて意欲的なコメント
・Twitterそのものについても「誰もが使いたくなるようなサービスに改善していきたい」と発言
米電気自動車大手テスラの
最高経営責任者(CEO)で起業家の
イーロン・マスク氏は16日、
ツイッターに仮想通貨決済機能を
導入することについて自身の見解を示しました。
PayPalの決済サービスを高く評価した上で、
お金を容易に送ったり、受け取ったりできるように
ツイッターに決済機能を導入することは
理に適っていると説明。
そして、
「もしユーザーが仮想通貨やお金を利用できたら、
場所を問わず便利に感じるだろう」
と語りました。
上述した発言は、
「ツイッターと決済についてマスク氏の見解を聞きたい」
という質問に対する回答。
マスク氏は、
「私の目標はサービスの有用性を最大化すること」
だと説明し、
「ニュース」、「エンターテインメント」、「決済」の
3つの領域が重要だと主張しました。
そして、
「誰もがないと生きていけないような、
また誰もが使いたくなるようなサービスにできるように、
ツイッターを改善していきたい」と意欲を示しています。
ツイッターはすでに
ビットコインとイーサリアムの投げ銭機能を導入。
また、今年4月には、
金融インフラを提供するIT企業「Stripe」が、
ツイッター上での収益を
仮想通貨で受け取れる機能を発表しました。
今回の記事のまとめ
■『イーロン・マスク氏、ドージコイン誇大宣伝で34兆円の訴訟を提起される』について
・イーロン・マスク氏がドージコインを誇大宣伝して利益を得たとして投資家から起訴
・同氏の意図はともかくとして、実際過去ドージコイン関連ツイートのたびに価格高騰していた
■『イーロン氏、ツイッターへの仮想通貨決済機能導入についてコメント』について
・イーロン・マスク氏がTwitterの仮想通貨決済について極めて意欲的なコメント
・Twitterそのものについても「誰もが使いたくなるようなサービスに改善していきたい」と発言
ビットコインは280万円台まで下落して、年初来安値を日々更新しています。
しばらくは警戒を続けたほうがいいでしょう。
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