ナイキ提供のWeb3システム「.SWOOSH(ドット・スウッシュ)」が話題です。
26日のプレスリリースで、ユーザー対象の作品制作コンテストを明かしました。
今回のコンテストで日本在住者は参加できませんが、今後日本でもWeb3関連のプロジェクトがあるかもしれません。
その意味でも「.SWOOSH」の動向には今後も注目です。
「.SWOOSH」の概要と現況を、以下にまとめました。
要点
・ナイキ展開のWeb3システム「.SWOOSH」とは?
ナイキはブロックチェーンプラットフォームの「.SWOOSH」を手がけ、話題になっています。その概要と現況を見ていきましょう。
2022年11月にナイキが始めたWeb3プラットフォーム
「.SWOOSH」とは、ナイキが2022年11月15日に発表したWeb3プラットフォームです。
ナイキのバーチャルコンテンツの拠点になります。
「.SWOOSH」は、ナイキ・バーチャル・スタジオ傘下として、多数のメタバースコンテンツを展開予定です。
「.SWOOSH」プロジェクトの始まり自体は、2022年5月にさかのぼります。
VOGUEによるとその時期にナイキが、イーサリアムブロックチェーン上のネームシステム「ENS」のドメインとして「dotswoosh.eth」を購入しました。
「.SWOOSH」は、ブロックチェーンでの運用を受けています。
ここでは仮想通貨ポリゴン(MATIC)のチェーンを使う形です。
「.SWOOSH」が展開するのは、ゲームで使えるアイテムの数々になります。
シューズをメインとながら、ジャージやアクセサリーなどの収集も可能です。
メタバースのアバターに与えられるファッションを、ナイキが提供する形になります。
ナイキは「.SWOOSH」を、Web3顧客拡大のきっかけにする構えです。
具体的には、Web3初心者の顧客層開拓を目指します。
Web3の代表格であるメタバースについて、まだ知らない層が想定されます。
バーチャルファッションを通してメタバース、ブロックチェーンなどの基礎を教えつつ、サービス活用の喜びを伝えるのでしょう。
以上から「.SWOOSH」は、ファッションを通してメタバースの楽しさを伝えるプラットフォームです。
「.SWOOSH」では作品制作チャレンジを開催へ
26日にナイキは「.SWOOSH」での作品制作チャレンジの開催予定を明かしました。
第1弾は「YourForce1チャレンジ」です。
ユーザーがオリジナルのフットウェアデザインを考案します。
ここではInstagramで、作品のコンセプトを提案するルールです。
受賞者4人は、賞金として各5000ドル(約65万円)を受け取れます。
ナイキデザイナーとのコラボレーションにより、デジタルスニーカー作成もできます。
さらにそのスニーカーが売れれば、受賞者がロイヤリティを受け取れる可能性もあるのです。
バーチャルアイテムのデザイナーにとっては、一世一代のチャンスでしょう。
今回のコンテストでは、アメリカやイギリス、ドイツ、フランスなど10カ国の居住者が対象で、日本は対象外です。
しかし日本居住者も、いつかバーチャルアイテムのデザインコンテストに参加できるかもしれません。
その意味で「.SWOOSH」の今後のイベントに期待しましょう。
まとめ
「.SWOOSH」は、ナイキが展開するWeb3プラットフォームです。
シューズやアクセサリーといったバーチャルアイテムを提供します。
仮想通貨ポリゴンのブロックチェーンを取り入れているので、NFTやメタバース界隈での活躍を見込めるでしょう。
たとえば「.SWOOSH」から手に入れたアイテムを、メタバースのアバターに与えられます。
26日発表で「.SWOOSH」はアメリカやイギリス、ドイツなど一部の欧米国の居住者を対象に、制作コンテストを開きます。
日本は対象外ですが、将来的にはこうしたコンテストに参加できるかもしれません。
以上から「.SWOOSH」の今後の動向から、目が離せないでしょう。
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