今週のイーサリアムは反転攻勢となり、ゴールデンクロスが近づいています。
次期アップグレードの具体的日程がわかり、投資家の興味を引いたのでしょう。
一方リップルはレンジ相場が続く状況です。
イーサリアムとリップルはともにデッドクロスを迎えたばかりですが、それほど市場が冷え込まず、上昇トレンドの可能性もうかがえます。
主要アルトコイン2銘柄について、今週の市況をまとめました。
要点
・イーサリアムが好転 リップルもレンジ相場でこらえる
イーサリアムがゴールデンクロスに近づいており、リップルはレンジ相場を継続中です。ともに上昇トレンドの可能性が残ります。
今週のイーサリアム市場
まずは今週のイーサリアム市場を見ていきましょう。
GMOコイン販売所の日足チャートを確かめてください。
今週のイーサリアムは、力強い上昇が目立ちました。
20日から22日にかけて、3日連続で陽線が並んでいます。
20日の始値は30万4452円なのに対し、22日の終値は32万1758円です。
3日間の上昇率は約5.7％でした。
移動平均線は短期の5日線が、長期の25日線に迫り、ゴールデンクロスが近づいています。
20日から22日にかけての上昇で、5日間の平均価格が上がったからです。
来週にはゴールデンクロスが起き、上昇トレンド確定の可能性があります。
最近のイーサリアムは12月中旬から不調が目立ちましたが、相場回復が本格化しそうです。
今週のリップル市場
続いて今週のリップル市場を見ていきましょう。
こちらもGMOコイン販売所の日足チャートによる検証です。
今週のリップルは、とくに目立った動きがありませんでした。
19日と20日に陽線が並びましたが、上昇率はそれほど大きくありません。
19日の始値が84.453円だったのに対し、20日の終値は86.395円でした。
2日間の上昇率は約2.3％です。
21日以降は、小幅の値下がりが続いています。
しかし基本的には85円～86円での取引が主流です。
リップルは14日にデッドクロスを迎えており、下落トレンドが懸念されました。
実際は今週に入っても、レンジ相場で持ちこたえています。
今後のリップル市場は、どの方向に動くのでしょうか。
アップグレード近づくイーサリアムがアルトコイン市場をリードか
イーサリアムの好転の要因は、アップグレード計画の公表です。
21日の開発陣のミーティングで、次期アップグレード「Dencun」が2月末ごろに完了の見通しとわかりました。
実際に21日から22日にかけて、イーサリアムは価格上昇を示しています。
進捗状況の明確化が、投資家の関心を引き寄せたのでしょう。
以上から今後のアルトコイン市場は、イーサリアムがリードしそうです。
アップグレードに関してポジティブなニュースがあれば、買い注文が殺到するでしょう。
リップルをはじめほかの銘柄も、イーサリアムの好調につられ、相場を伸ばす可能性があります。
今後のアルトコイン市場は、イーサリアムのアップグレードがカギをにぎります。
メインネットへの実装まで、市場価格が上がり続けそうです。
イーサリアムのアップグレード特需により、リップルなどの景気もよくなるでしょう。
まとめ
今週のアルトコイン市場は、イーサリアムの好転がメイントピックです。
Dencunの進捗状況がわかり、投資家の関心を引き寄せました。
移動平均線でもゴールデンクロスが近づいており、今後のアルトコイン市場を牽引する勢いです。
リップルもイーサリアムの好調につられ、相場を伸ばす可能性があります。
こちらも近日中に価格を上げ、ゴールデンクロスを迎えるかもしれません。
イーサリアムのアップグレード特需は、ほかのアルトコイン市場もポジティブにするでしょう。
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